≪技術情報≫ プラズマ粉体肉盛溶接

特  性

 1.タングステン電極と被加工物の間に安定したプラズマアークを発生させ 溶射可能なエネルギーを確保し同時に不活性ガ
  スにより供給された粉末をプラズマアーク中へ混入させ、アーク移送中にこの粉末が溶融され被加工物上に肉盛溶接を行
  います。
 2.粉末材料の歩留りが良く、不活性ガス中での溶接であるため気孔、介在物の等の混入は極めて少なく高品 質な肉盛金
  属が得られる。
 3.母材金属による希釈が少なく、一層で所定の硬度・均一な硬度が得られるとともに肉盛金属組織が緻密です。
 4.粉末を用いるため、あらゆる合金材料や炭化物を含有する複合材料の肉盛が行えます。又使用目的に応じて各種材料
  の組合せ調整が行えます。
 5.従来ロッドまたはワイヤーであった材料を粉末材料にする事により、連続かつ高速溶接が可能です。


≪ 溶 射 材 料 ≫
区分 材  料
(JIS記号)
化学成分(%) 肉盛硬さ
(HRc)
備  考
C Si Ni Cr Mo W Co B Fe
Co基 ステライト#1
(DCoCrC)
2.5 1.1 1.5 30.0 0.6 12.0 1.5 53    
ステライト#6
(DCoCrA)
1.2 1.1 1.5 30.0 0.8 4.0 1.5 43    
ステライト#12
(DCoCrB)
1.5 1.1 1.5 32.5 0.8 8.0 1.5 47    
ステライト#21
(DCoCrD)
0.25 1.1 3.0 26.0 5.9 1.5 30    
ステライト#25
(DCoCrD)
0.10 1.1 10.0 20.0 1.0 15.0 3.0 20    
ステライト#32
(DCoCrD)
1.8 1.1 22.0 26.0 0.6 12.0 1.5 42    
Ni基 コルモノイ4
(MSFNi 2)
0.3 3.5 10.0 0.6 2.0 3.0 40    
コルモノイ5
(MSFNi 3)
0.5 4.0 12.0 0.6 2.3 3.0 50    
コルモノイ6
(MSFNi 5)
0.7 4.5 15.0 0.6 3.0 3.0 60    
Fe基 30Cr-3C 2.8 1.0 1.5 30.0 0.6 54    
≪ 炭 化 物 ≫
・タングステンカーバイト   ・クロームカーバイト      ・ニオブカーバイト
・チタンカーバイト        ・ジルコニウムカーバイト   ・バナジウムカーバイト etc

ひとつ前の画面へ移動

Copyright2010 FUJIKIKOSAN CORPORATION All right reserved